Twitterを利用している方であれば1度は「現金ばらまきます！」「現金プレゼントします！」などのツイートを見たことがあるのではないでしょうか。
「現金をプレゼントします」などとツイートされていますが、本当に現金を受け取ることができるのか疑問に思っている方も多いはず。そこで今回はTwitterでよく見かける現金ばらまき企画の実態について調査してみました。
Twitterの現金ばらまきに応募しようか迷っている方はぜひ参考にしてください。
Twitterで行われている現金ばらまき企画の概要
指定されたTwitterアカウントのフォローやリツイートを行うだけで簡単に参加することができる現金ばらまき企画。現金だけではなく商品券やギフトカードなどを受け取ることができる！と謳っているものもあります。
現在よくTwitterで行われている現金ばらまき企画ですが、いつから行われているのか調べてみたところ2019年に起業家の前澤友作氏が最初であることがわかりました。
前澤友作氏の現金ばらまき企画概要
2019年1月にTwitterにて現金100万円を100人にプレゼントするとツイートした前澤友作氏。その反響は凄まじく、550万件以上のリツイート、フォロワーは一気に1,000万人を超えました。この数字を見るとたくさんの人が「現金ばらまき」に興味を持っていることがわかります。
そして2019年9月には青汁王子と呼ばれている、三崎優太氏も現金ばらまき企画を行っています。三崎優太氏は、100万円を180人に配布するとツイートしこちらもかなり話題となりました。
現在でもTwitter上で、現金ばらまき企画をよく目にしますが「自称起業家」など怪しい肩書の人たちが行っているようです。
Twitterで現金ばらまき企画が行われる理由
よほどお金に余裕がない限り「現金ばらまき」を行うことは難しいですよね。大金を使ってまでTwitterで現金ばらまき企画を行う理由は何なのかについても調べてみました。
①詐欺行為を行うため
「現金ばらまき=怪しい」というイメージを持っている方も多いと思います。そのイメージの通り、Twitterの現金ばらまき行為が原因で詐欺行為が行われている可能性があります。
詐欺行為が目的の場合、まず最初に「現金ばらまきに当選しました！当選されたので、手数料を振り込んでください」と連絡が来ます。そして、指示された通りに手数料を振り込むと連絡が途絶えたパターンが多いようです。
自ら手数料を振り込むように誘導されるだけではなく、他のWEBサイトを紹介して商品を購入させる手口もあるようです。
②個人情報を取得するため
個人情報の取得もTwitterで現金ばらまきを行う目的の1つだと言われています。個人情報を目的としている場合は、「当選したため、現金を振り込みます。振り込みに必要な個人情報の登録をお願いします」などと連絡が来ます。
指示されたサイトにアクセスし、個人情報を入力すると連絡が取れなくなることがほとんどです。「現金を取られたわけではないので大丈夫」と思う方もいるかもしれませんが、個人情報は1度流出してしまうとリストに登録されてしまいます。
リストに登録されると、サイバー犯罪などに巻き込まれる可能性が高くなりますので十分注意してください。
③アカウントを転売するため
フォロワーやリツイートなど、たくさんの人からリアクションしてもらっているTwitterアカウントは高値で取引されています。そのため、現金ばらまきツイートでリアクションを稼いでいることがあります。
④アフィリエイトの報酬が欲しい
クリックやアプリのダウンロードを行うことで報酬を得ることができるアフィリエイト。
まず最初にTwitterで「現金ばらまき」とインパクトのある言葉を使い人を集めます。そして、当選したと連絡してからある特定のアプリに誘導し、サイトへの登録を促します。
誘導した人物が登録などを行うと報酬を受け取ることができる仕組みとなっています。現金をばらまくことではなく、最初からアフィリエイトへ誘導することを目的としているTwitterアカウントも存在します。
指定されたアプリやサイトへの登録が済むと、その証拠としてスクリーンショットの提出を求められることもあるようです。
Twitter｜現金ばらまき企画の口コミまとめ
実際にTwitterで現金ばらまき企画に当たった人、実際に応募してみた人の口コミを調べてみました。
現金が当たった人に取材した記事を発見したのですが、この人物は前澤友作氏が行っていた現金ばらまきに参加していた方でした。つまり、前澤友作氏が行っている現金ばらまき企画は本当だということです。
一方で他の方が行っている現金ばらまき企画では、個人情報を搾取されたり、逆に現金を取られる被害が多発しているそうです。Twitterでの現金ばらまき企画には十分注意が必要だと言えます。
「応募締め切り日の翌日、1月8日の朝10時に、前澤さんのアカウントから突然DM（ダイレクトメッセージ）が送られてきたんです。
『こんにちは、前澤です。本物です笑。今回の100万円、ぜひ楽しく使ってくださいね。素敵な作品集になりますように』とありました。
当選したことはもちろん感謝していますし、そのDMを見たときは、本当にひとりひとりの応募理由を前澤さんが読んで、当選メッセージを変えていることにも驚きましたね」
引用元：マネー現代
【みなさん、お気をつけて】
— ゆめみ@普通のホテルの受付嬢『投資の輪をひろげたい』 (@ven1111111) February 5, 2023
⚠️SNSでお金配りをする犯罪者集団の手口⚠️
その手口ですが文字数が多いため
文章を画像掲載しています！
インスタに掲載されていたので見たことある方いるかも知れません！
⚠️被害者を増やしたくないので、共感できる方はリツイートお願いします⚠️#お金配り#現金配布 pic.twitter.com/7giAs77UYG
ダーウィン社長って人の現金ばらまき詐欺がTLに流れてきてた。検索したら、みんなRTしてた‥。
— うめっち🌿🥤ﾚｯﾄﾞﾋﾞｰｼｭﾘﾝﾌﾟ初心者 (@3aquanarookie) January 8, 2020
最新でも話題でも、注意喚起や騙された投稿が少なくてビックリ💦
8億当たりましたと言われて、本当に16万振り込んだ人も知ってます😢
気をつけよう。#詐欺#プレゼント詐欺
今週はラファエルの偽アカウントによる現金ばらまき詐欺のRTめっちゃ見るな。
— 京風 (@Aya_baumkuchen) September 6, 2019
現金ばらまき系はDMで当選連絡からの個人情報抜き取りがやり口なので、当選連絡があっても騙されないようにね。
【まとめ】Twitterでの現金ばらまき企画には要注意！
今回はTwitterでよく見られる現金ばらまき企画について解説しました。前澤友作氏のように実際に現金をプレゼントしている方もいますが、手数料という名目で現金を振り込むように指示される、個人情報を記入して連絡が取れなくなったなど多くの被害も発生しています。
起業家など著名人であればTwitterで現金ばらまきを行っていても安心と思ってしまいますが、なりすましアカウントである可能性もあります。Twitterに限らずSNSでは本人であるかと確認することは困難です。現金ばらまき企画への参加は、リスクが伴いますので十分注意してください。
