皆さんはサンドウィッチマネーという副業サービスを知っていますか?
サンドウィッチマネーとは「ノーリスクで毎日5万円が稼げる」がキャッチコピーの副業サービスです。
その紹介ページには他にも、「無料」「カンタン」「即日」など聞こえの良い広告が多数宣伝されています。
一方であまりに信じがたい内容の広告から、ネット上では「詐欺」や「怪しい」といったネガティブな評判も立っています。
そこでこの記事では、サンドウィッチマネーが具体的にどのようなサービスであり詐欺の可能性はないのかや、口コミや評判などを徹底検証していきます。
副業に興味のある方は是非最後までお付き合いください。
サンドウィッチマネーとはどんな副業?

サンドウィッチマネーとは「ノーリスクで毎日5万円が稼げる」がキャッチコピーのスマホを利用した副業サービスです。
その紹介ページには、「永年無料」や「働かないで稼ぐ」など、信じられない内容が広告されていました。
紹介ページの内容をまとめると以下の通りです。
- スマホを使った副業
- 毎日5万円が稼げる
- 無料で手に入り永年無料で使える
- 専門的な知識などは不要
- 国籍・年齢も一切不問
- 直感的に使えるアプリ
記載されている内容が本当なのであれば、まさに神副業ともいえるでしょうが、さすがに信用できません。
ジョブズ無料で手に入り永年無料で使い続けれるという点が特に怪しく感じます。
なんらかのアプリを使って稼ぐことはわかりましたが、どうやって稼ぐのかや何で収益が出るのかなど、具体的な部分が一切わからないのも怖いです。
サンドウィッチマネーの特商法に基づく表記


サンドウィッチマネーのように紹介ページの内容が薄く、怪しいと感じるサービスに対しては、特商法に基づく表記の確認をおすすめします。
特定商取引法(特商法)は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。
具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。
この特商法に基づく会社情報の記載義務は、詐欺商材を見分けるための判別方法として用いられます。
詐欺を働く会社は企業につながる情報を少しでも隠したがるからです。
サンドウィッチマネーには特商法に基づく表記がない
改めてサンドウィッチマネーの紹介ページを見てみると、隅から隅まで確認しても特商法に基づく表記の記載が見つかりませんでした。


多くの副業サービスでは、赤で囲った部分に特商法に基づく表記へと飛ぶボタンが設置されています。
しかし、サンドウィッチマネーの場合はそれらしい表記が見つかりません。
とはいえ、特商法に基づく表記は消費者の利益を守ることを目的とする法律であり、クーリングオフ制度や問題が起こった時のための連絡先に関する情報を記載する義務となります。
そのため、サンドウィッチマネーが広告されているような無料で利用できるサービスならば、特商法に基づく表記の記載義務は発生しません。
ですが運営会社や代表者などの情報すらないというのは、サービスの信頼性を裏付けたり、実績確認を取ることもできないということでもあります。



お金の関わるサービスを受ける場合、例え無料で利用できると記載があっても、運営企業の情報や過去の実績などは確認すべきです。
それが怪しいサービスであるならなおさらで、企業の過去を調べていくと詐欺を疑われるサービスに関わっていたなど、重要な情報にたどり着くことがあります。
サンドウィッチマネーに登録してみた


紹介ページに特商法に基づく表記と、サンドウィッチマネーについて調べてみても具体的な情報を得ることが一向にできません。
そこで次は、サンドウィッチマネーウィッチマネーに登録して潜入調査を行うことにしました。


サンドウィッチマネーの登録は、紹介ページの「今日から5万円の受け取りをスタートさせる」というボタンで始めることができます。


QRコードが表示されるので、LINEの友達登録を行って登録作業は完了です。
いつまでたってもアプリの導入が始まらない
サンドウィッチマネーの登録を済ませてLINEの友達登録も行うと、トーク機能を使ったやり取りが始まります。


上のような通知が来た後、①②への追加登録を案内されるのです。


①をタップして表示されるのが上のようなアカウントです。



②も似たようなアカウントであり、その後もLINEには多くのオススメアカウントが通知されてきて、肝心のアプリは一向に案内されません。
サンドウィッチマネーはオプトインアフィリエイトの可能性が高い


サンドウィッチマネーに登録しても、次々と別のサービスやLINEアカウントへと誘導されるばかりで、肝心の副業アプリにはたどり着けませんでした。
このことから、サンドウィッチマネーはオプトインアフィリエイト目的のサービスである可能性が高いといえます。
オプトインアフィリエイトとは、ユーザーが自らの意思でメールアドレスやLINEなどの連絡先を登録し、その「同意(オプトイン)」が行われた段階で報酬が発生するアフィリエイト手法のことです。
一般的なアフィリエイトでは、商品を購入したりサービスを契約してもらわないと成果になりませんが、オプトインの場合は“登録”が成果地点になるため、購入ハードルが低く、比較的成果が出やすいという特徴があります。
仕組みとしては、アフィリエイターが広告主の用意した登録ページへユーザーを誘導し、ユーザー自身が興味を持ってメールアドレスを入力すると、その登録情報が広告主に届き、そこで初めてアフィリエイターに報酬が確定します。
これは、登録したユーザーが後日配信されるメールや案内を受け取ることに同意しているため、無断配信とは異なり、法的にも問題のない正規のマーケティング手法として扱われるのです。
つまりサンドウィッチマネーは、登録後に通知されてくるアカウントや申し込みにユーザーを登録させることで、収益をあげている会社なわけです。



提供側はLINEで送られてくるアカウントに登録してもらえることが目的なわけですから、広告されていた副業サービス自体には意味がありません。
最悪、紹介ページの内容がすべてでたらめでもよいわけで、オプトインアフィリエイトはそういった商材が多いのが実情です。
サンドウィッチマネーの口コミや評判


次は、サンドウィッチマネーの口コミや評判をSNSなどから検索して、実際に稼げている人がいるのかを調べていきます。
サンドウィッチマネー
— 副業調査人リーダー@稼げる&怪しいネットビジネス検証┃ジョブサーチ (@JnkeWMv01DU9bFk) February 2, 2022
検証開始します!#副業#サンドウィッチマネー pic.twitter.com/wchQnJjgXR
やはり、SNS上で「サンドウィッチマネーで稼げた」「○○万円収益」などの書き込みは見つからず、あるのはこの記事のような詐欺検証の記事ばかりでした。
これではサービスの実績が確認できず、紹介ページの内容も根拠が薄く思えます。



ポストされていた記事もいくつか確認しましたが、どれもオプトインアフィリエイト目的の中身のないものだと判断されていました。
少なくとも本当に1日で5万円も稼げるのなら、SNSに全く収益報告がないという事態がおかしいのです。
【まとめ】サンドウィッチマネーはオプトインアフィリエイト目的の中身の無いサービス
この記事では、サンドウィッチマネーという副業サービスについて詳しく調査してきました。
具体的な収益方法の情報開示が一切ない点や、潜入調査してからの登録続きなどから、サンドウィッチマネーがオプトインアフィリエイト目的の中身のないサービスなのは確定と言ってよいでしょう。
紹介ページの内容が本当であるのならSNSなどにその書き込みがないのは不自然に感じますし、もっとネット上でも取り上げられているはずです。
とはいえ、何らかの請求が来たり商品を買わされたりという詐欺被害報告も見つかりませんでした。
只々登録してもらうことが目的なだけの意味のないサイトなのでしょう。










